糖質制限のデメリット②
お金がかかる
糖質制限はレシピを考えるのが辛いという発想はあるものの、お金がかかるイメージを持っている人は少ないのではないでしょうか。しかし、炭水化物に比べると、野菜や肉・魚などは食費がかかります。昼食をコンビニで済ませようとするとおにぎりやパンなら数百円でお腹を満たせますが、糖質制限中に食べるサラダチキンやゆで卵を組み合わせると、数百円では収まりません。食費を少しでも抑えるためには、なるべく自炊を多めの食生活に切り替えてみてください。
体臭が気になる
糖質制限をしていると、体や口から甘酸っぱいニオイを発することがあります。糖質制限を一定期間おこなうと、体が糖質の代わりに脂肪をエネルギーにする「ケトン体」を生成します。ケトン体が出てくると「ケトン臭」と呼ばれる甘酸っぱいニオイが出てくることがあります。糖質制限が順調に進んでいる証拠でもありますが、気になる人は半身浴をしたり、歯を磨いたりして対策をしましょう。とはいえ、それほど気にするニオイではありません。
筋肉量が落ちる
糖質制限ダイエットをするデメリットとして、筋肉量が落ちることが挙げられます。これは1日に摂取する糖質量だけでなく、食事の量や摂取カロリーが落ちていることが原因です。食事の量や摂取カロリーが落ちることで、体は筋肉を分解してアミノ酸に変換してエネルギーを作るため、筋肉量は減ります。これを防ぐには、1日の摂取カロリーを減らさず、バランスよく栄養を摂取することです。また、筋トレなどの軽い運動も始めると良いでしょう。