糖質制限に関する3つの疑問

糖質制限は「脳が働かなくなる」は本当?

脳にとって唯一のエネルギーとなるのが糖質であるため、糖質制限をすることで脳が働かなくなると聞いたことがあるかもしれませんが、これは間違いです。三大栄養素のうち、糖質以外にも脂肪も脳のエネルギーとなります。人間の体には筋肉や肝臓で使いきれない糖を貯蔵するグリコーゲンがあり、糖不足になるとグリコーゲンに貯蔵した糖を使います。それも底をついてなくなったときは、糖新生と呼ばれる働きで脂肪から糖を生み出しています。

糖質制限とカロリー制限の違いは?

カロリー制限は、食べ物をカロリーに換算して、摂取カロリーを減らすことを目的とした方法です。ただし、摂取カロリーを減らすことで、食べる量が減少し、必要なタンパク質などが不足することが少なくありません。糖質制限は、糖質を多く含むものの摂取を制限する方法で、タンパク質や脂質は積極的に摂取することが推奨されます。カロリーを減らすことを考える必要がないため、食べられないとダイエットにありがちなストレスを感じることもほとんどありません。

お酒は飲んでも良いの?

厚生労働省が推進する「健康日本21」によれば、1日に平均20gのアルコールが「節度ある適度な飲酒」とされています。糖質制限中に飲むお酒は、糖質ゼロの蒸留酒や発泡酒、辛口のワインなどにしましょう。ビールや日本酒、甘口のワイン、カクテルなどは糖質が多いため、避けたほうが無難です。この他には、ジン、ラム、ウォッカなどの炭酸割りも糖質制限中に問題なく飲めるお酒です。ワインは白ワインよりも赤ワインのほうが糖質は低めになっています。

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