糖質制限中におすすめのお茶は?
ルイボスティー
ルイボスティーの原料であるルイボスは、マメ科の植物です。南アフリカの山脈のみで育つ、希少な植物の葉から作られるお茶です。日本でも手に入りやすい赤いルイボスティーは、むくみと便秘解消の効果があるため、ダイエットにおすすめです。カフェインが含まれておらず、妊娠中でも飲めます。妊娠すると赤ちゃんに必要な栄養素を確保するため、栄養分や水分を溜め込み太る可能性があります。ルイボスティーを飲むことで新陳代謝を促し、太りすぎを防げます。
緑茶
緑茶はチャノキの葉を発酵させずに蒸して製茶にします。緑茶に含まれるカテキン成分には、食事中に飲むことで血糖値の上昇を抑える効果があります。糖質量が気になる食事なら、カテキンを多く含む渋い緑茶と合わせることで糖質量を抑えられるでしょう。お茶には体を冷やす成分が含まれるため、飲みすぎは基礎代謝を低下させて、カロリー消費が減る可能性があります。毎食事や間食と合わせて飲む程度であれば、緑茶で太ることを気にする必要はありません。
プーアール茶
プーアール茶は、中国で2,000年以上の歴史を持つお茶です。茶葉を発酵させて長期熟成していることから、独特な香りと味わいがあります。発酵の工程を経ているプーアール茶には酵素が含まれています。この酵素の働きにより、食べたものの脂肪分を溶かしやすく、消化吸収を良くする働きがあります。食事中や食後に飲むことで、消化を促進して便秘を防ぐ効果も期待できます。ただし、飲みすぎると酵素が働きすぎて消化不良を起こす恐れがあるため要注意です。