上昇した血糖値を下げる食べ物とは

お酢

お酢の主成分である酢酸の働きで、脂肪の合成を抑制し、脂肪の分解を促進することができます。食物繊維が豊富な野菜にお酢を加えることで、血糖値の上昇を抑えることにつながります。またお酢には、空腹時に脂肪を燃焼させてエネルギーに変換する「合成」と「燃焼」の両方に作用する言われています。酢酸が体内で代謝されるとき、体内のエネルギーを維持するために働く酵素が作られます。運動時に活性化する酵素でもあるため、お酢を摂取するだけで、運動をするときと同じ現象が体内で起こります。

玉ねぎ

玉ねぎに含まれるイソアリアインという成分には、血糖値をコントロールするインスリンの働きを助ける作用があります。ただし、玉ねぎにも糖分が含まれているため食べすぎは禁物。その効果は生でも加熱しても変わりませんが、栄養分が溶け出すのを防ぐため、水にさらさないほうが良いでしょう。また、玉ねぎには血管が詰まるのを防ぐ血栓予防作用や肝機能の向上、老化抑止などの効果もあると言われています。

マイタケ

キノコ類に多く含まれる食物繊維は、腸内で糖の吸収を遅らせ、血糖値の急上昇を抑える働きがあります。マイタケに含まれる食物繊維の量は、しいたけ、エノキタケ、ブナシメジに次ぎますが、熱で壊れにくく、加熱調理後はしいたけを抜いて含有量がトップになります。また、マイタケには酵素の働きを抑える効果もあります。マイタケを摂ることで、血糖値の急上昇が抑えられると同時に、炭水化物が糖に変化するのを抑えるのも期待できるでしょう。

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