糖質制限中に意識したい栄養素

タンパク質

タンパク質は、体のほとんどの代謝に関係しています。タンパク質が不足すると、筋肉量が減り、基礎代謝が落ちて太りやすくなります。また、一時的に糖質制限ダイエットで体重が落ちたとしても、筋肉が少ないという理由でリバウンドしやすくなるため注意が必要です。日本人の栄養摂取基準のタンパク質量は約60gですが、糖質制限中はそれよりも多くのタンパク質を摂取しましょう。動物性・植物性のタンパク質をバランスよく食べてください

脂質

脂質は、糖質制限中の大切なエネルギー源となります。そのため、できるだけ良質な脂質を摂取することを心がけてください。加熱におすすめの油はオリーブオイルやココナッツオイル、生食用にはオメガ3系亜麻仁油やえごま油です。ただし、マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸は、心臓病や動脈硬化の原因となるため避けたほうが良いでしょう。さらに、サラダ油はアレルギー症状の原因となるオメガ6系脂肪酸なので、控えるようにしてください。

食物繊維

食物繊維は炭水化物の一部で、腸内環境を整える整腸作用があります。炭水化物を控えると、食物繊維が減ってしまう可能性が高いです。体内には食物繊維を消化する酵素を持っていないため、摂取した食物繊維はそのまま排せつされます。適量に摂取することで、肥満や大腸がんなどのリスク低下にもつながるでしょう。必要な摂取量は、成人男性で20g以上、成人女性で18g以上です。野菜や海藻、きのこ、大豆製品などを意識的に摂取するようにしてください。

総合評価1位の商品はこちら